■ ID
| 1760 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 不法投棄等現場の堆積廃棄物層で留意すべき斜面崩壊に関する研究
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■ 著者
| 山脇敦
(公財)産業廃棄物処理事業振興財団 島岡隆行
九州大学 大嶺聖
長崎大学 勝見武
京都大学 川嵜幹生
埼玉県環境科学国際センター 土居洋一
長崎県短期大学 柴暁利
同済大学 川井晴至
九州大学 坂口伸也
前田建設工業(株) 小原孝之
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第24回廃棄物資源循環学会研究発表会 平成25年11月3日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究は、国内21箇所の斜面崩壊の恐れが指摘された現場の状況調査、国内外での崩壊事例調査、現場での大規模な載荷・崩壊実験等により、我が国の不法投棄現場で留意する必要がある斜面崩壊パターンについて検討した。
その結果、これまでは、不法投棄等現場で斜面安定対策を講ずる場合は盛土の安定勾配に習って1:2勾配(約27o)や、それよりも緩い勾配で成形されることがほとんどであったが、本研究により、平地での繊維状物等を含む一般的な不法投棄現場ならば、1:1勾配(45o)でも斜面安定が説明できるようになり、行政代執行により投入される対策工事費の大幅な削減が期待できる。一方、傾斜地上の投棄現場では、廃棄物層の前面斜面勾配や廃棄物種類に関係なく大規模崩壊が生じ得るため、詳細な現場評価(地山側を含めた試験、解析)や雨水排水対策等が必要であることがわかった。
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